令和8年6月24日(水)
6月24日(水)、コモンズルーム④にて「大和野菜」の栽培プロジェクトの集大成となる、生徒最終発表会を実施しました。
本プロジェクトは、生徒が大和野菜の栽培を通じて生物育成の技術を習得することを目的に、4月からスタートしました。単なる栽培にとどまらず、農業の付加価値や地域ブランドについて実践的に理解を深めるため、地域の若手農家さんとの交流や作物のPRも授業に取り入れています。
発表会では、各班が栽培の分析結果や、大和野菜に付加価値をつけるためのPR戦略などについてポスターにまとめ、プレゼンテーションを行いました。
専門家の方々からの講評
当日は、本プロジェクトにご協力いただいている専門家の方々にもお越しいただき、貴重な講評をいただきました。
栽培指導などでお世話になっている奈良市4Hクラブ(若手農家団体)の皆様からは、各班の素晴らしい発表や、PRに生成AIを活用する着眼点を高く評価していただきました。同時に、野菜の背景や由来といった本質的な部分をさらに深掘りすることでより良いものになるという、実践的なアドバイスもいただきました。
また、栽培分析や講評をご担当いただいた奈良教育大学の箕作先生からは、生産から消費までの流れを体験できた素晴らしい発表であったことへの労いのお言葉をいただきました。さらに、栽培の比較を行うにあたっては「目的を立てて比較を行うことが重要であり、その結果から何が分かったのかを整理して考える視点」について、生徒たちの今後の学びに繋がる貴重なメッセージをいただきました。
以下は生徒の感想です。
大和まなを知らない人に食べてもらって「おいしい」と言ってもらえて、自分で作ったものが他の人に届くのが嬉しかったです。でも、PRしていろんな人に知ってもらうのはすごく難しいことだと気づきました。
以前はその野菜の名前自体も知らなかったし、食べたこともなかった。でも、実際に育ててPR方法を班のみんなで考えていくうちに、本当に「もっとみんなに食べてもらいたい」「この魅力が伝わってほしい」と思うようになっていきました。
乾燥させて(あえて)ストレスを与えた「ひもとうがらし」が味が辛くなったので、どんな生き物も育て方次第で将来の姿は変わるということを実感しました!草丈や土、葉の状況を見て水の量などを変える大切さを学びました。
いつも自分たちが何気なく買っている野菜も、付加価値をどうするか農家の方たちが真剣に考えていると思うと、興味深いものがあると思いました。小学生の頃は先生が用意した肥料を使っていてすでに決められていましたが、今回は選択肢があって自分たちで考えて行動できるというのが面白かったです。
作るだけでなく、消費者側の意見、どこでどのようにPRするのか、たくさんのことを考えなければならないことが分かった。全員の意見を合致させた案を作ることは難しいけれど、何か行動をするときは必ず賛否両論あるから、議論して納得してもらうことが大事だと気づいた。





